電子油圧制御技術と先進テクノロジにより、旧モデルと比較して最大-20%の燃費削減効果

右コンソールのアクセルダイヤル（モードセレクタ）を押すと、「パワーモード」と「スマートモード」の切り替えができます。高生産性と低燃費を両立。

【スマートモード】常時最大の油圧馬力を発揮するパワーモードに加えて、機械が軽負荷と判断した時のみエンジン回転数を下げ燃費を抑制する「パワーオンデマンド機能」を搭載したスマートモードを追加。
【オートアイドル】３秒以上の無操作で自動でエンジン回転数を下げ、無駄な燃費を削減する「オートアイドル機能」を装備。
 車載タッチ式モニタで簡単に設定のオンオフが可能。

2Dマシンガイダンスで高精度、高効率作業を実現

施工効率向上に役立つ各種運転支援機能により、実施工時間やアイドリング時間を短縮し、結果として施工時の燃費・CO2を削減。2Dガイダンスを使用した場合、308で最も多い溝掘削作業にて作業時間-42%（生産性172%）。燃費を大幅に低減。
(深さ0.5m×長さ5.0mの溝掘削作業試験結果)

油圧ショベルの作業範囲を設定し、接触事故を防止

車両モニタで設定した範囲に、油圧ショベルが一部でも接触すると、機体が自動停止します。現場内の人や建物との接触や、深堀りを未然に防ぎます。E-フェンスは、「高さ」「深さ」「前方」「キャブ（干渉防止）」「旋回」の作業範囲を設定することができます。

バケットアシスト、旋回アシストで作業効率アップ

【バケットアシスト】バケットの角度を一定に保つことができ、整地や法面整形作業時の作業効率化をサポートします。2Dマシンガイダンスと組み合わせることで、さらに効率の良い作業が可能となります。
【旋回アシスト】設定角度で旋回を自動的に一時停止させることで、積込み、ホッパー投入などで安全で効率的な作業を実現します。レバーを中立に戻せば、停止が解除され、停止位置からさらに旋回できます。作業範囲を制限し、完全停止するE-フェンス旋回と組み合わせれば、2段階の停止位置を設定できます。

現場・作業にあわせ操作性を調整できる作業機操作チューニング

油圧バルブの挙動を電磁比例弁で電⼦的に制御。従来は固定だったブーム、アーム、バケット、旋回それぞれの作業装置のスピード、反応速度を3段階ずつモニタで変更することができます。現場、作業にあわせたオペレータ好みの設定が可能になります。

スティックステア・クルーズコントロール

レバー操作なしで直進⾛⾏できるクルーズコントロールを装備。スティックステアモード⾛⾏時に、左ジョイスティックレバー前側のボタンを押すとその時の⾛⾏状態を維持し、操作レバーから手を放しても、そのまま⾛⾏可能です。ブレード作業や⾛⾏を伴うアタッチメント作業で高い作業効率を発揮します。
従来型の走行レバーを使用する走行操作に加えて、「スティックステアモード」を選択することができます。作業機レバーでラクな姿勢で走行操作を行うことができるのでオペレータの疲労を低減し、作業を効率的に行うことができます。NETIS登録(番号:KT-220062-A)